4つの鉄板ルール

気になるワード

どーも、こてじろうです。

今日は私の大好きな講演家、中村文昭氏の講演の基本を紹介したいと思います。

中村氏に多大な影響を及ぼした師匠の教えだそうです。

4つの鉄板ルール、ばらばらには耳にしたこともあるかと思います。

聞くと簡単、実行し続けるのは難しい。でも、心にとめておくだけで必ず役に立つであろう言葉です。

なんの役に立つのか。それは人から愛されるような人になるため。応援してもらえる人になるため。自分が好感を持てる人はどのような人なのかを想像してみてください。きっと4つの鉄板ルールのどれかを、または複数個守っている人ではないでしょうか。

返事は0.2秒

誰かから物事を頼まれたとき、即答出来ますか?ほとんどの人は出来ないと思います。

この言葉を知っていて、心に秘めていても難しいと思います。それはなぜか

人は頼まれごとをされた時、意識せずして自分にとって得か損かを考えてしまうそうです。

自分に得ならやる。損ならやらない、・・・こともないけどできればやりたくない。と、考えてしまい、返事に数秒かかってしまう。

そんなことありませんか? 

私もそう言われて考えてみると即答、つまり0.2秒では返事できていません。

相手にもよるかと思います。奥さんからだとできてるんじゃないかなー??

なぜ、0.2秒で返事が必要なのか

返事の速度は素直さのあらわれです。頼まれた瞬間に損だとしても引き受けてしまう。

一呼吸も置かず、0.2秒で即答されると相手は驚きのけぞる事でしょう。

話聞いてた?なにするかわかってる?

こう言われるかも知れません。でもそう言われたらチャンスです。

あなたの頼み事にはハイかYESしかありませんから。

こう答えてみましょう。驚いた後に感動させることが出来るでしょう。

なぜそう言えるかって?それは反対の立場で想像してみるとよくわかると思います。自分が頼み事をして、相手が即答してくれたら悪い気がしないどころか嬉しくないですか?そうするとまた頼みたい、そうやって、かわいがられる、仲良くなっていけると思うのです。

とりあえず返事をしてみよう。

わからないことは改めて聞く。これでいいんです。頼み事をこなすためにの質問をいやがる人なんてそう居ないでしょう。中村氏もそう言ってます。

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頼まれごとは試されごと

これは言われないと本当にわからないことだと思いました。

頼まれごとは頼まれごとだろ、ってしか思わないのは普通だと思います。

日常、物事を頼まれることはよくあると思います。

ほんの小さな事も含めると1日のうちに200回を超える頼まれごとが有るそうです。

中村氏のたとえ話の中からひとつ紹介します。

冬の寒い日、コタツに2人で入ってテレビでも見ていたとしましょう。

あるとき自分がトイレに行きたくなってコタツから出て、トイレに向かおうとしました。その時、

立ったついで・・・で悪いけど、お茶くれない?

こう言われたらどう思いますか?どうしますか?

立ったついでって、飲みたいなら自分で用意しろよ。

こう思ってしまってしまうかもしれません。

マイナスの感情のままにしょうがなくお茶を用意しようものなら、寒い日にもかかわらず冷蔵庫の中から良く冷えた麦茶なんかをコップに入れて、無言でドンと置くかも知れません。

でも、それでこぼれようものなら、

そんな機嫌悪そうにもってくることないじゃないか?

こんな言葉が返ってきたら、あなたはどうしますか?

ついで・・・って、飲みたいなら自分で用意したらどう?

売り言葉に買い言葉のような返しをしてしまうと、そこからケンカになってしまうかもしれません。

聞くと本当にしょうもないことですが、ケンカの原因はとてもささいなしょうもないことが原因であることが多いそうです。

ではどうしたらよいのか。

まず、自分に頼み事をしてくるときの事を考えてみましょう。

相手は自分に出来ないと思っていることを頼んでは来ないのです。

これくらいのことやってほしいなー、くらいで思えばいいのです。

そんなことは日常に無数に潜んでいます。

先ほどの例であれば、お湯を沸かして熱々のお茶を入れればいいだけのことです。

そしてお茶菓子なんかを用意して、暖かいお茶の時間を共有すれば、ケンカをするどころかさらに仲良くなるきっかけにもなるかもしれません。

暖かいお茶+お茶菓子。相手から頼まれていたことに+αする、試されてることを深く考えずに、いかに相手を喜ばせるか。

コレを意識していられるかどうかで、周りの人との関係性も変わって行くと思います。

できない理由を言わない

人は何かを頼まれた時、何か新しいことに挑戦しようとした時、できない理由をたくさん考えて行動を起こさないことが多くあります。

行動しないのはなぜ?

多くの日本人は変化を嫌う傾向にあるからです。

言われてみればたしかにそうですよね。

新しいことに挑戦することは体力を使います。時間も使います。

そういうできない理由をいろいろ並べてしまうのです。

中村氏の講演の中にスゴく面白い例えがありました。

今日家に帰ったら、誰でもいいから大人に「あなたの夢はなんですか」って質問してごらん。

夢の話は5分もかからず終わるけど、出来ない理由はいくらでも話してくるから。

その言葉を聞いて、自分に当てはめて考えてみました。

確かに! やりたいことの説明よりも、出来ない理由、やらない理由はいくらでも沸いてくる!! 理由を前に押し出してやってこなかったことも山ほどある!

やっぱり一番は失敗することが怖いのです。失敗を恐れるがあまり、リスクをとった行動が出来ず、安全な、無難な行動になってしまいます。失敗することがないようにするために、出来ない理由を並べたて、行動へ移すということが出来ないのです。

そして、悪魔の言葉 でも・だって・どうせ を使ってしまいます。

使っていませんか?私は気を抜くとすぐに使ってしまいます。

~やりたいけど、でもなぁ・・・。そんなことする時間もお金もないしなぁ。

子供も小さいし、家のローンも残ってるのに、転職するのはなぁ。

だって、もう年だからできないよね。

どうせ自分は勉強できないし。

人脈だってないし、コミュニケーション苦手だし・・・。等々。

では、どうしたら出来ない理由を言わずに行動へ移すことが出来るようになるのでしょうか。

できない理由を言わないために

それでは、どうしたら出来ない理由を言わないようになっていけるのでしょう?

それは訓練です。自分の中での意識付けが大切になってきます。並べ立てた出来ない理由を1つづつ消化してあげればいいのです。そのための魔法の転換方法。それが、

でも を こそ にかえる

なんだそれ?そう思うでしょう。

ここは発想の転換が大事なのです。

時間がないからこそ、お金がないからこそ、工夫ができるのです

タスク処理を自分だけで背負わない、コストがかからないよう必要最低限のスモールスタートをするなど。

できない理由から出来る理由を探し出す。

コインの表裏のようなものと考えてしまうと案外出来たりもします。

できない! → どうすればできるか? に変換したらええんじゃよ。

という言葉を残しています。できない理由をさがすより、どうすればできるかを考え抜こう。そうした積極的な姿勢に徹してこそ、思わぬ発見、工夫が生まれ、事が成って行く。 そういうことですね。

松下幸之助氏

かといって、思考を変えれば何でも出来る訳ではないですよね。

あまりにも壮大すぎる夢は一足飛びに叶えることは難しいでしょう。

だからといって諦めるのではなく、その夢のための第一歩から歩んでいけるよう努力することも大切だと思います。

今できることをやれ

結論から言いますと、とにかく動くということです。でも、とにかく動くと言うことと漠然といわれてもわかりませんよね。そこで私なりの解釈を伝えて行きたいと思います。

 

職人さんの仕事でよく言われていたことですが、仕事は見て盗め。といいます。

ですが、新人が仕事中に親方や先輩の仕事している手元をじっくりと見ていることは出来ません。

仕事には納期もありますし、先輩達は忙しく自分のタスクをこなしていきます。

そんな時、新人の多くはこう思うようです。

自分が何をしたらいいのかわからない、忙しい先輩達に聞くこともできない。

本当は出来ることは沢山あります。

まわりの整理整頓だとか、道具を片付けるだとか、次に使うであろう道具の準備だとか。

でも、それがわからないのが新人です。

そこで動けず、聞けずに陥っておろおろとしてしまいがちです。

しかしそんな姿は先輩達にはボーッとしている、サボっている、という風にみえてしまうのです。

不思議なもので、先輩達も昔は新人で同じ事をしてきたのですが忘れてしまうのです。「何がわからないかがわからない」という状態になります。そうなると、新人は怒られる訳です。

なにボーッとしてる!仕事しろ!

新人からすると、遠慮して聞かなかったのに。そっちが指示出さないからわからんわい。

そう思ってしまいます。私がそうでした。でも、それは良くないことです。わからないなら、わからないなりに動かなくてはならないのです。

この場合、一番やらないやらなければならないことは、質問するということ

自分で考え動くことも大切なことですが、不必要なことをしてしまうことになりがちです。

まだ後で使う道具を片付けてしまったり、片付けたつもりがかえって邪魔なところに道具を集めてしまったり。

そういった失敗をしてしまうのです。

その失敗をすると怒られるわけで、こういった些細なことがきっかけで仕事自体が嫌いになってしまうこともあります。

正解としては、先輩に今自分は何をしたらいいのかをはっきりと聞くことです。聞く、ということも立派な行動です。聞いた上で、この場合はこう動く。を積み重ねて職人へとなっていく物だと思います。

 

指示されてから動くは受け身ですが、指示を聞く(質問する)は自発的行動です。

同じ作業をするにしても、この2つでは大きな違いがあります。

まず、周りからの評価が変わります。

積極性が認められると、この子は物事を考えてる、自分から学ぼうとしている。これは教え甲斐があるな。

と前向きな目線で見てもらえるようになります。かわいがってもらえる第一歩ですね。

しかし、ずっと受け身であったら、この逆になりますね。

ああ、この子は何も考えてない。ただ言われたことだけをやる子だ。そんな子に時間使って教えるのはもったいない。

こう思われてしまいます。

たったの数日でも周りからこう評価されてしまいます。

また、たったの数日でも、自分の内面も大きな変化が表れてくるものです。

自発的に動く人は、自ら進んで学んでいこう、というマインドになっています。受け身の人は言われたことをやればいいや、というマインドです。この2つのマインドが1日1日と成長の幅を広げ、人としての成長に関わってくると思います。 

 

今できること。それをがむしゃらに探して、行動していくことが成長できる切っ掛けになると私は自分のコレまでの職人経験から痛感しています。

いま動くためには

これはとにかく後回しにしないこと。

仕事であっても、プライベートであっても、やるべきことをすぐやる。

物事に優先順位をつけるということがとにかく大事

テレビを見たい本を読みたいゲームをしたい等、やりたいことはとにかく沢山あると思います。

でも、生活をしていく上でやらないといけないことも沢山あります。

家事、仕事、交際。やりたくないことを後回しにしても、結局はやらないといけません。

後回しにしたことは、永遠に後回しにしてしまうこともあります。

部屋の片付けめんどくさい、今度の連休にしよう。

こう思っていても、いざ連休になると他の予定を入れてしまって、また今度。

こういった経験ありませんか?私は本当に良くあります。

今まで、どれだけのことを後回しにしてやらなかったか、数えきれません。

そうならないために、やりたくないことからやってしまうのもいい手ですね。

しかし、最終的にはやると決めたときに必ずすぐやる。という意地の一手になりますかね。

まとめ

返事は0.2秒、頼まれごとは試されごと、できない理由をいわない。

この3つを守ると必然的に今できることをやることになりませんか?

だって、0.2秒で返事して、試してますよね?って思いながらできない理由を言わない。

ほら、もう今すぐできることをやるしかないでしょ。

案ずるより産むが易し。まずはやってみよう。

そう思っていると、誰かから頼まれごとをされるのが楽しみになるかもです。

よーし、一度驚かせてみようか。

頼まれごとを楽しめる変態さんになれた頃には周り放っておかない人になっていることでしょう。

それでは、今回はこの辺で。

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